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何事にも欲望を見せずおとなしくなっていた羊のような弟
吉本 ばなな「アムリタ（下） (新潮文庫)」に収録 ページ位置：17% 作品を確認（amazon）
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従順・素直に従う・扱いやすい性格
おとなしい（静かで穏やか）
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前後の文章を含んだ引用
......い張って最後まで反対したのは純子さんだった。いくら私がついていると言っても、帰りは一緒だし、すぐ帰すと言ってもだめだった。何回も電話し、結構もめた。 ただ結局、何事にも欲望を見せずおとなしくなっていた羊のような弟が、行きたい、とだだをこね泣き、情熱を見せた。そのことが決め手になった。「朔ちゃん、黒いね！ 外人だね。」 それが弟の第一声だった。そして暑い暑いと言いながら空......
単語の意味
羊（ひつじ）
羊・・・ウシ科の哺乳動物。ヤギに似た、中型の大人しい家畜。らせん形の角がある。毛は灰白色で、柔らかくて巻き縮む。性質は臆病で、集団をつくって生活する。毛は毛織物の原料で、肉は食用。
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生きた死骸みたように音 なしく
夢野久作 / あやかしの鼓
借り猫のようなおとなしさ
壺井 栄 / 二十四の瞳 amazon
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大きな心でいたわりあってくれるものと云えば、もう犬ぐらいのものです。
林芙美子 / 新版 放浪記
子猫が親猫にじゃれるようにおとうさんに甘える
灰谷 健次郎 / 太陽の子 amazon
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ぐらぐら目まいしながら
太宰治 / 人間失格
思いきり立ち上がると、右目と左目の真ん中あたり、頭の芯がくらっとバランスを失った。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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