酸味の荒い葡萄酒
岡本かの子 / 巴里祭 ページ位置:85% 作品を確認(青空文庫)
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ワイン
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前後の文章を含んだ引用
......万国旗が子供の細工のように張り渡されていた。それに比較して色紐やモールは、けば/\しく不釣合に大きい。 流石に胸もとがむかつくらしく白いハンケチを鼻にあてながら酸味の荒い葡萄酒を啜 って居たベッシェール夫人も、少し慣れて来たと見えて、思い切ってハンケチをとった。すると彼女は忽ち鼻をすん/\させて言った。
――おや、茴香 の匂いがするよ。」
......ここに意味を表示
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(紙コップで飲むワイン)「紙コップだけど。」 「うん、だんだん柔らかくなってきそうで、実にまずそうだわね。」
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
ボトルの底に残っていたロゼを飲み干した。クスリでささくれだった胃壁に、ぽっとバラ色の炎がともった感じだった。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで amazon
十五年間の静かな眠りから覚め、たっぷりと新鮮な空気に触れて生き生きと香り立っていた
海老沢泰久 / 美味礼讃 amazon
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生涯酒を無宿の女房ときめる。
吉川英治 / 無宿人国記
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