山の全(まった)き姿を淡い夕映の空がくっきりと濃深縹色(ふかはなだいろ)に描き出した
川端 康成 / 雪国 作品を確認(amazon)
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山
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単語の意味
淡い(あわい)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
深縹(こきはなだ・ふかきはなだ)
淡い・・・味や色や香りなどが薄い。光や形がぼんやりしている。
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
深縹・・・深い(=濃い)縹色(はなだいろ[=薄い藍色])。中縹(なかはなだ・なかのはなだ)より濃い色。濃縹(こきはなだ)とも表記する。縹色の濃度を四段階で表す場合は濃い順に、深縹 > 中縹 > 次縹 > 浅縹となる。
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こめかみを押しつけるような冬山の森厳な沈黙
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
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そこらじゅうの店先では大きな音楽がかかっていた。スティーヴィー・ワンダーやホール&オーツやら、パチンコ屋のマーチやら、右翼の宣伝車の軍歌やら、なにやかやが渾然一体となってカオスのような喧騒を作り出していた。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
遠山は薄く昧(くら)く《…略…》影のように絵絹から消えて行きそうである。
三浦 朱門 / 冥府山水図 amazon
自分の生れた土地の姿を人の筆で読む事は自分のうしろ姿を思いがけなく見せてもらったようになつかしい。
森田 たま / もめん随筆 amazon
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