TOP > 人物表現 > 性格・態度 > 怠け者・ずぼらな性格
歓楽に耽溺 しやすい、従っていつでも現在をいちばん楽しく過ごすのを生まれながら本能としている
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:22% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
怠け者・ずぼらな性格
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......も出さないで、旧友たちの通 って来た道筋にひた走りに走り込もうとしていた。 こんな夢のような楽しさがたわいもなく一週間ほどはなんの故障もひき起こさずに続いた。歓楽に耽溺 しやすい、従っていつでも現在をいちばん楽しく過ごすのを生まれながら本能としている葉子は、こんな有頂天 な境界 から一歩でも踏み出す事を極端に憎んだ。葉子が帰ってから一度しか会う事のできない妹たちが、休日にかけてしきりに遊びに来たいと訴え来るのを......
単語の意味
歓楽・懽楽(かんらく)
耽溺(たんでき)
歓楽・懽楽・・・喜んで楽しむこと。
耽溺・・・あることに心を奪われて、他を気にも止めないこと。女や酒やギャンブルなど、不健全なことに抜け出せないほど没頭すること。
ここに意味を表示
怠け者・ずぼらな性格の表現・描写・類語(性格・態度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(ハワイでは)なまけものの私は、他人がいないとしっかりすることはなくて、下手すると海を眺めては一日中寝ているような人間なので
よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「性格・態度」カテゴリからランダム5
カメレオンみたいにその時々によって考えを変える
石森 延男 / コタンの口笛 第2部 amazon
他者とは決してわかちあえない、彼女自身だけの内面の苦悩のようなもの。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
ああこんなにも生きる事はむずかしいものなのか……私は身も心も困憊 しきっている。
林芙美子 / 新版 放浪記
同じカテゴリの表現一覧
性格・態度 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ