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顔中真赤まっかにはれ上ってね。いやもう二目ふためとは見られないありさまさ
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:91% 作品を確認(青空文庫)
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酒に酔う・酔っ払う
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前後の文章を含んだ引用
......には相違ないが、発覚したのは君の方だよ。――両君まあ聞きたまえ。苦沙弥先生元来酒は飲めないのだよ。ところを人の味淋だと思って一生懸命に飲んだものだから、さあ大変、顔中真赤まっかにはれ上ってね。いやもう二目ふためとは見られないありさまさ……」 「黙っていろ。羅甸語ラテンごも読めない癖に」 「ハハハハ、それでとうさんが帰って来てビールの徳利をふって見ると、半分以上足りない。何でも誰か飲んだに相違ないと云う......
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