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それは恋によろしい若葉の六月のある夕方ゆうがただった。
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:3% 作品を確認(青空文庫)
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晩春・初夏
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前後の文章を含んだ引用
......怨恨えんこんをいだいたり、憤怒ふんぬをもらしたりするものはなかったから。そして少しひがんだ者たちは自分の愚を認めるよりも葉子をとし不相当にませた女と見るほうが勝手だったから。  それは恋によろしい若葉の六月のある夕方ゆうがただった。日本橋にほんばし釘店くぎだなにある葉子の家には七八人の若い従軍記者がまだ戦塵せんじんの抜けきらないようなふうをして集まって来た。十九でいながら十七にも十六にも見れば見られるような華奢きゃしゃな......
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若葉(わかば)
若葉・・・芽を出したばかりの葉。とくに、初夏の木々のみずみずしい葉。新葉(しんば)。
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