TOP > 人物表現 > 頬・ほっぺ > 痩せた顔・こけた頬
(痩せこけた顔)頬がげっそりとこけて、まぶたが三重になっていた。土気色の肌は粉をふいたようになっている。骸骨じみた顔の中で、目だけが異様にギョロリとむかれていた。
この表現が分類されたカテゴリ
痩せた顔・こけた頬
患者・病人・けが人
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
土気色(つちけいろ)
異様(いよう)
頬(ほお・ほほ)
土気色・・・土みたいな色。つちいろ。血の気を失った顔色にいう。
異様・・・様子が普通とは変わっているさま。他とあまりに違っていて、変に思われるさま。
頬・・・顔の一部。顔の両脇で、口の真横にあるやわらかい部分。ほっぺ。ほっぺた。
ここに意味を表示
痩せた顔・こけた頬の表現・描写・類語(頬・ほっぺのカテゴリ)の一覧 ランダム5
半さんは痩せ形で、顔は三角に近い。見る人によっては秋の野原で頻繁に出くわすかまきりの面を思い起す。
猟師と兎と賭と「現代日本文学大系〈92〉現代名作集 (1973年)」に収録 amazon
両頬は餓えた鹿のように細まって落ちていた。
横光利一 / 日輪
このカテゴリを全部見る
患者・病人・けが人の表現・描写・類語(人の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(人工呼吸器)規則的に胸を上下させ、静かに息をし続けていた。プスー、プスーという人工呼吸器の音が止むことなくICUの中に響いていた。
瀬名 秀明 / パラサイト・イヴ amazon
このカテゴリを全部見る
「頬・ほっぺ」カテゴリからランダム5
顔など女のように肉のついた爺
宮本百合子 / 明るい海浜
「顔」カテゴリからランダム5
化粧していると、着飾ることが、めかすことが、また以前のように一人の男の人のためにする作業になったことに、ほっとしました。特定の人ではなく、だれか分からない、不特定多数の人たちのためにメイクアップするのは、おおげさに言うと全方位に媚を売っているようで、心もとない気持ちになります。
綿矢 りさ / 自然に、とてもスムーズに「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
彼はもう二度とその女を見たいとは思わなかった
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
「人の印象」カテゴリからランダム5
「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
神がかりにあった人が神から見放された時のように、葉子は深い肉体の疲労を感じて
有島武郎 / 或る女
倒れるくらい疲れ果てていました。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
頬・ほっぺ の表現の一覧
顔 の表現の一覧
人の印象 の表現の一覧
健康・体調・病気 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ