鳩尾(みぞおち)のあたりがキリキリと痛くなるような空腹
落合 恵子 / 夏草の女たち 作品を確認(amazon)
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空腹・餓え・お腹が鳴る
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単語の意味
鳩尾(みぞおち)
空腹(くうふく)
鳩尾・・・人間の胸の中央にある、へこんだ所。「飲んだ水が落ちるところ」という意味の「水落ち(みずおち)」が変化したもの。形が鳩の尾に似ているため「鳩尾」の字が使われている。胸元(むなもと)。心窩(しんか・しんわ)。水月(すいげつ)。
空腹・・・腹が空(す)くこと。腹がへっていること。空き腹(すきはら)。空きっ腹(すきっぱら)。 ⇔ 満腹(まんぷく)。
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彼は、ウォッカで酔ってゆく時の 角度 を愛していた。素潜りのように、深い酩酊の 淵 に向けて、まっすぐ一直線に沈んでゆく。途中の道行きは澄んでいて、言葉は決して追いつかず、風味でさえ、振り返った水面に遠く輝く光のようだった。 二杯を立て続けに飲んだところで、彼はようやく日常から完全に遠ざかって、その底の孤独にまで達した。投げ出された人形のような無意志的な動きで、リラックス・チェアの背に体を 凭 せた。そうしてしばらく、首の傾いたままのその姿勢で陶然としていた。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
意識が朦朧としてきて、抛(ほう)り出された手鞴(ふいご)のようにしぼんで行こうとした。
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
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