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島根の方から流れて来ている祭文語さいもんかたりの義眼いれめの男や、夫婦者の坑夫が二組、まむし酒を売るテキヤ、親指のない淫売婦、サーカスよりも面白い集団であった。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:1% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......早く、町の女達と一緒にトロッコを押しに出かけて行く気立の優しい狂人である。私はこのシンケイによくしらみを取ってもらったものだ。彼は後で支柱夫に出世したけれど、外に、島根の方から流れて来ている祭文語さいもんかたりの義眼いれめの男や、夫婦者の坑夫が二組、まむし酒を売るテキヤ、親指のない淫売婦、サーカスよりも面白い集団であった。 「トロッコで圧されて指を取った云いよるけんど、嘘ばんた、誰ぞに切られたっとじゃろ……」  馬屋のおかみさんは、片眼で笑いながら母にこう云っていたものだ。或る日、この......
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義眼(ぎがん)
親指・拇・擘(おやゆび)
義眼・・・自分本来の眼球の代わりに入れられた、人工の眼球。入れ目。「義」は、「仮のもの」を意味する。
親指・拇・擘・・・1.手足の五本の指のひとつ。五本の端にあって、もっとも太い指。拇指。手の場合は手の平は地面に向けたときに、足の場合は直立したときに、一番内側に位置する。大指(おおゆび)。第一指。母指・拇指(ぼし)。巨擘(きょはく・きょへき)。擘指(はくし・へきし)。お父さん指。
2.一家の主人や亭主、親方などのこと。
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