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つくつくくんは悲鳴を揚げて、薄い透明な羽根を縦横無尽に振う。
※備考※ 蝉がもがく
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:51% 作品を確認(青空文庫)
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あがく・ジタバタする 蝉(せみ)
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前後の文章を含んだ引用
......引っいても確然たる手答がない。蝉取りの妙味はじっと忍んで行っておしいくんが一生懸命に尻尾しっぽを延ばしたりちぢましたりしているところを、わっと前足でおさえる時にある。この時つくつくくんは悲鳴を揚げて、薄い透明な羽根を縦横無尽に振う。その早い事、美事なる事は言語道断、実に蝉世界の一偉観である。余はつくつく君を抑えるたびにいつでも、つくつく君に請求してこの美術的演芸を見せてもらう。それがいやにな......
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