TOP > 感覚表現 > 光と影 > 暗い・闇


カテゴリ検索 単語の意味
窓ガラスにそっと額を押しつけて外を眺めたが、ただ黒く塗りつぶされているだけで、景色はなにも見えなかった。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 ページ位置:4% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
暗い・闇
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......畳半の部屋に、布団を敷いてもらった。おじさんは帰ってしまい、その建物にいるのは俺一人になった。川の音と、山の木々が風にこすれる音しかしない。恐ろしいほど静かだ。窓ガラスにそっと額を押しつけて外を眺めたが、ただ黒く塗りつぶされているだけで、景色はなにも見えなかった。四月も近いってのに、底冷えする寒さが押し寄せてくる。 廊下にピンクの公衆電話があったので、家にかけてみた。「あら、勇気。無事についた?」 母ちゃんのうしろで赤ん......
単語の意味
景色(けしき)
景色・・・風景。眺め。とくに、自然の眺め。
ここに意味を表示
暗い・闇の表現・描写・類語(光と影のカテゴリ)の一覧 ランダム5
コオルタールのような闇の中
林 芙美子 / 茶色の目「林芙美子全集〈第15巻〉茶色の目 (1952年)」に収録 amazon
定罰のような闇
梶井基次郎 / 冬の蠅
このカテゴリを全部見る
「光と影」カテゴリからランダム5
鼻を摘まれても判らぬような、黒い闇
獅子 文六 / 胡椒息子「胡椒息子 (1953年) (角川文庫〈第668〉)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
光と影 の表現の一覧 
感覚表現 大カテゴリ
表現の大区分