子供の頭ぐらいの大きい綿菓子
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:59% 作品を確認(青空文庫)
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わたがし
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......の泡が真鍮 の桶 の中から湧 いて出てくると、これが霧のような綿菓子になる。長い事草花を見ない私の眼には、まるでもう牡丹 のように写ります。「おじいさん! 二銭頂戴。」子供の頭ぐらいの大きい綿菓子を私はそっと抱いた。誰もいない石のベンチでこれを食べよう。綿菓子を頬ばって、思うまじ見まじとすれど我家かな、漠然とこんな孤独を愛する事もいいではありませんか。 「......
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少し焦げたみたいな香りと、貼りつくんだか溶けるんだかわからないざらついた感触は、たしかに煙っぽいかもなと思った。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
子供の頭ぐらいの大きい綿菓子
林芙美子 / 新版 放浪記
透明の覆いのなかで、おじさんがまわす割り箸に雲がまとわりついていく。いつ見ても、綿あめができあがる様子は魔法みたいだ。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
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