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寒くないときでも、始終身体をふるわしていた。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:25% 作品を確認(青空文庫)
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悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)
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前後の文章を含んだ引用
......をワクワクふるわせている雑夫を後からグイ、グイ突きながら、押して来た。寒い雨に濡 れながら仕事をさせられたために、その雑夫は風邪をひき、それから肋膜 を悪くしていた。寒くないときでも、始終身体をふるわしていた。子供らしくない皺 を眉 の間に刻んで、血の気のない薄い唇を妙にゆがめて、疳 のピリピリしているような眼差 しをしていた。彼が寒さに堪えられなくなって、ボイラーの室にウロ......
単語の意味
身体(しんたい)
身体・・・人のからだ。肉体。
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悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)の表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
水を浴びたようにゾッとした。
夢野久作 / あやかしの鼓
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「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
これから先、何千年、何万年、呼び続けるかわからない真剣な、深い怨 みの声
夢野久作 / ドグラ・マグラ
わにに喰いつかれたような、声も出ない悲鳴が出て来る。
林芙美子 / 新版 放浪記
「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
痺れを感じていた。疲労はピークを迎えているに違いなかった。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
(生理痛)下腹の中で、子宮が握り潰されるような、ひきつるような痛みが続いていた。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
雨にうたれた猿のように疲れている
村上春樹 / ノルウェイの森 amazon
五十キロの荷物をしょって山登りでもしたように、首筋から背中いっぱいに重いしこりがひろがる
安部 公房 / 第四間氷期 amazon
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