(ほめられる)耳元を鳥の羽根で撫でられているかのように身をすくめながら、上ずった声で、はい、と答えた。
湊 かなえ / ベストフレンド「ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)」に収録 ページ位置:1% 作品を確認(amazon)
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照れる(うれしいけど恥ずかしい)
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前後の文章を含んだ引用
......っていますか? 青天の霹靂とはまさにこのことだった。もしも、郵送で連絡を受けていたら配達員に抱き付いていたかもしれない。郷の声は洋画の吹き替え声優のように渋く、耳元を鳥の羽根で撫でられているかのように身をすくめながら、上ずった声で、はい、と答えた。郷は電話をかけながらパソコン入力していたようで、名前を復唱しながらキーボードを叩く音が聞こえた。そして、今回は珍しい苗字が多いな、とつぶやく声も。 あの人も残っ......
単語の意味
上擦る(うわずる)
耳元・耳許(みみもと)
上擦る・・・1.声が高く落ち着かない感じになる。
2.興奮して落ち着きがなくなる。
2.興奮して落ち着きがなくなる。
耳元・耳許・・・耳の根もと。耳のそば。耳のすぐ近く。耳許の「許」は、「近く」「そば」を意味する。
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照れる(うれしいけど恥ずかしい)の表現・描写・類語(喜びのカテゴリ)の一覧 ランダム5
男は褒められて照れるような仕草で頭をかいた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
ほんの 些細 なことでも 大袈裟 に喜一を賞めた。そのたびに喜一は、顔を真っ赤にして身を 捩り、何とも言えない笑顔で 応えるのであった。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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視線を逃がした。
岡本かの子 / 金魚撩乱
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