TOP > 人物表現 > 姿勢・ポーズ > 猫背・背中を丸める
私達はよくかたつむりのようにまあるくなって話した。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:21% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
膝を抱える
猫背・背中を丸める
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ぞなってくれなくっても、一度何かのはずみで真心を見せ合うと、他愛もなくすぐまいってしまって、十年の知己のように、姉妹以上になってしまうのだ。客が途絶えてくると、私達はよくかたつむりのようにまあるくなって話した。 (十一月×日) どんよりとした空である。君ちゃんとさしむかいで、じっとしていると、むかあしどこかでかいだ事のある花の匂いがする。夕方、電車通りの風呂から帰って来......
単語の意味
蝸牛(かたつむり)
蝸牛・・・陸にすむ巻貝の通称。渦巻き状の貝殻をもち、木の葉などの上を這う軟体動物。体はナメクジに似て、2対4本の触覚を持ち、長いほうの1対の先端に目がある。一般に移動能力が小さく、なかなか前に進まない。雌雄同体。でんでん虫。まいまい。
ここに意味を表示
膝を抱えるの表現・描写・類語(悲しみのカテゴリ)の一覧 ランダム5
きゅっと折りたたまれた碧の体は、このまま三月の終わりに置き去りにされてしまいそうなほど、小さく見える。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
膝に頰を押しあてる。三葉の体の全部を包み込みたくて、ぎゅーっと体を丸めていく。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
猫背・背中を丸めるの表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
目つきはよく言えば鋭く、悪く言えば常に疑わしげで、爬虫類のようにギョロギョロと動く。背中が丸まっているせいで、人の顔を見る時はどうしても下から窺うようになり、初対面の人には十中八九不快な印象を与える。
長い頸 を斜に突き出し丸く背を曲げて胸を凹 ましている。まるで病人のようである。
梶井基次郎 / 温泉
犬ころのように丸くなっている彼の背
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
このカテゴリを全部見る
「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
一度、恐さを実感すると恐怖心が汗のように流れ出してきた。梯子にしがみつく。両手、両足、どちらも段から引き剝がすことができない。上に行け、そう念じてはみても、身体が動かない。動いたら落ちてしまう、と身体中が僕を信じずに、思い込んでしまっているのだ。
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
冷たい汗がすだれのように七の顔にながれた。
吉川英治 / 銀河まつり
「姿勢・ポーズ」カテゴリからランダム5
「悲しみ」カテゴリからランダム5
今は物総てが彼には白けて見えた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
「寂しい・喪失感」カテゴリからランダム5
我慢のならない淋しさが胃のなかにこげつきそうになって来る。
林芙美子 / 新版 放浪記
同じカテゴリの表現一覧
恐怖・不安 の表現の一覧
恐怖・不安のレベル
恐怖・不安の感覚、精神的な反応
恐怖・不安の表情、リアクション
その他の恐怖・不安の表現
次の文字を含む「恐怖・不安」の表現を検索 |
胸 心 戦慄 恐怖 恐怖に 不安が 不安 愛情 不安に 不安な |
姿勢・ポーズ の表現の一覧
悲しみ の表現の一覧
悲しみのレベル
悲しみの感覚、精神的な反応
悲しみの表情、リアクション
その他の悲しみの表現
次の文字を含む「悲しみ」の表現を検索 |
悲しさが 悲しみを 悲しくて 悲しさ 悲しい 心 哀感 胸 寂しさが 寂しさ |
寂しい・喪失感 の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ