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本当にいつになったら、世間のひとのように、こぢんまりした食卓をかこんで、呑気のんきに御飯が食べられる身分になるのかしらと思う。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:12% 作品を確認(青空文庫)
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生活苦・貧しい暮らし(日々)
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......ですか、一円で戴きましょう。」  私は二枚の五十銭銀貨を手のひらに載せると、両方のたもとに一ツずつそれを入れて、まぶしい外に出た。そしていつものように飯屋へ行った。  本当にいつになったら、世間のひとのように、こぢんまりした食卓をかこんで、呑気のんきに御飯が食べられる身分になるのかしらと思う。一ツ二ツの童話位では満足に食ってはゆけないし、と云ってカフエーなんかで働く事は、よれよれにすさんで来るようだし、男に食わせてもらう事は切ないし、やっぱり本を売って......
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