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(泣いてせがむ)弟にはこんなふうにして欲しいものを手に入れるやり方を身につけてほしくない。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:60% 作品を確認(amazon)
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驕り・わがまま
甘える・じゃれる・すり寄る
泣く・涙を流す
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前後の文章を含んだ引用
......れに、私は止めたくない、私も落ちる気がしないし、母の性格が好きだからだ。 母は、自分で決める。誰の指図も受けない。その姿勢にどんなに救われてきただろう。 それに弟にはこんなふうにして欲しいものを手に入れるやり方を身につけてほしくない。 でも……もし止めなくて母が死んでも、私は後悔できない。してはいけない、そんなひどいことが?……わからない〟 思いはぐるぐる回った。 まだ起こってもいないことを......
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わがまま・思い上がった性格の表現・描写・類語(性格・態度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
自分の若さをそのままにぶつけて、わがままをさせてもらう
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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甘える・じゃれる・すり寄るの表現・描写・類語
(性格・態度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
直樹はスピッツのように跳ね回りながら、純にまつわりついた。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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泣く・涙を流すの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
髪の毛に触れると、彼が小さく震えながら泣いているのがわかった。声は何も聞こえないのに、弟の涙がさらさらとシーツにこぼれていくのがわかった。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
涙をぬぐったあの人の手の甲には、普段塗らないマスカラとアイシャドーがべっとりとついていた。
湊 かなえ / ポイズンドーター・ホーリーマザー「ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)」に収録 amazon
げっそりと血の気のない顔に、とつぜん二本の涙の筋が太々と描かれ、まるでにわか雨であふれ出した小川のように涙はあとからあとから光り流れた
伊藤 永之介 / 鶯 (1956年) amazon
蒲団を頬までずり上げると、静かに息を殺して泣き出していた。
林芙美子 / 新版 放浪記
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「性格・態度」カテゴリからランダム5
夏目漱石 / 吾輩は猫である
人間のつましさに暗然とし、悲しい思いをしました。
太宰治 / 人間失格
身を投げ出したように従順
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
サユリは、これ以上、一緒にいられないと思い、ぷいと後ろを向くと、ハイヒールシューズの踵を気持良く鳴らしてコバヤシの許を去った。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
漁夫は、猿 のように船の上に飛び乗って
有島武郎 / 生まれいずる悩み
目尻を下げて謝られ、尋恵は何の文句も浮かんでこなかった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
椅子を蹴倒さんばかりの勢いで起ち上った。
松本 清張 / 美の虚像「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
「泣く」カテゴリからランダム5
目にはこぼれない程度に涙がにじみ出していた。
有島武郎 / 或る女
溢れるまでは涙が目を焼くほどに熱く、頬を伝わる時は総毛立つほど冷たい
永井 龍男 / 一個・秋・その他 amazon
そしてしばらくは葉子の絶望的な泣き声ばかりが部屋 の中の静かさをかき乱して響いていた。
有島武郎 / 或る女
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