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たべものに味がないという。水さえまずいといってしょげている。それなのに「スープだけは、いつもおいしく感じる」というから、毎日毎日スープを作った。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 ページ位置:5% 作品を確認(amazon)
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味がしない(味覚障害)
スープ
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......ような気がする。私自身三回もぶり返したから、約一カ月気分がすぐれなかったが、友人たちにも同じことをいっている人が多かった。父もその例にもれず、ぐずぐずしていた。たべものに味がないという。水さえまずいといってしょげている。それなのに「スープだけは、いつもおいしく感じる」というから、毎日毎日スープを作った。 スープといっても、上から下まで実に千差万別のスープがあるものだ。数十時間、二日がかりで肉汁をとる本格的コンソメもスープなら、三十秒でとける固型スープもスープだ......
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味がしない(味覚障害)の表現・描写・類語(味・歯触り・舌触りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
今夜のビールは、ビールの味がほとんどしない。歯医者でステンレスのヘラを舌に押し当てられたときのような、味とも感触ともつかないものが口の中いっぱいに広がる
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 amazon
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スープの味、おいしさを伝える表現・描写(洋食・西洋料理のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(鳥ガラのコンソメスープは)味は牛よりおちるが、さっぱりした味で、きれいに澄んでるからご馳走にみえる。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
じゃがいもの煮てとけたとろとろもまじっている、どろっとしたシチュー
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
きれいに澄んだコンソメスープ
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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(病兵たちは)思い思いの 恰好 で横わり、時々立ち上って無意味にのろのろと動いた。人間よりは動物に近かった。しかも当惑のため生存の様式を失った、例えば飼い主を離れた家畜のように見えた。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
何だか穴の明いた風船玉のように一度に萎縮 する感じが起る
夏目漱石 / 吾輩は猫である
なにかふかいどうにもならぬ疲れをおぼえた。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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