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人間の話でいちばん面白いのは自慢話で、誰でも何かしら自慢するときは「俺だけが知っている」といった調子で躍動感を持って話すものです。まさに〝絶口調〟といった面持ちで。
※備考※ 『編集者の学校』からの引用
水道橋博士「藝人春秋 (文春文庫)」に収録 ページ位置:62% 作品を確認(amazon)
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自慢する・誇らしげに語る
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前後の文章を含んだ引用
......芸人として人前で常に強気の袈裟を装った。 他人が作ったネタすらも自分の自慢話にしたほどに。 ホラ話とは何か、大宅賞受賞のルポライター・吉田司はこう語っている。 人間の話でいちばん面白いのは自慢話で、誰でも何かしら自慢するときは「俺だけが知っている」といった調子で躍動感を持って話すものです。まさに〝絶口調〟といった面持ちで。その話が噓か本当かはさておき、僕は取材するときはいつも、相手にホラを吹けるだけ吹かせるようにしています。そして、あとで考えます。どうして彼はそこまでホラを吹かな......
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(武勇伝)戦争の武勇伝を語る人が多かった。それはいつも映画を 観るように華やかで勇壮なものであった。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
林芙美子 / 新版 放浪記
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森鴎外 / 阿部一族
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それ以上なにも言わなかった。しかし沈黙そのものがさまざまなことを雄弁に語っていた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
送られてくる一文字一文字に音があって、聞いたこともない女の声がはっきりと耳に届いた。
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