唇を蛸 のように突き出した。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:44% 作品を確認(青空文庫)
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口(唇)を尖らせる
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前後の文章を含んだ引用
......」 然し、船頭が、ゴム底タビの赤毛布の裏を出して、ストーヴにかざしながら、「おいおい叛逆 なんかしないでけれよ」と云った。 「…………」 「勝手だべよ。糞」吃りが唇を蛸 のように突き出した。 ゴムの焼けかかっているイヤな臭いがした。 「おい、親爺 、ゴム!」 「ん、あ、こげた!」 波が出て来たらしく、サイドが微 かになってきた。船も子守唄 程に揺れて......
単語の意味
蛸・章魚(たこ)
蛸・章魚・・・1.タコ目(八腕類)、海にすむ8本足の軟体動物。とくに真蛸(まだこ)を指す。胴のように見える頭から、吸盤をもつ脚が直接生える。烏賊(いか)にある触腕は持たない。敵に襲われると煙幕のように拡がる墨を吐いて逃げる。イギリスでは「悪魔の魚」と呼ばれて避けられていた。食用。
2.(「蛸」の表記のみ)蛸胴突(たこどうつき)の略。土を固め、またくいを打ち込むのに使う道具。
3.(「蛸」の表記のみ)蛸配当(たこはいとう)の略。
2.(「蛸」の表記のみ)蛸胴突(たこどうつき)の略。土を固め、またくいを打ち込むのに使う道具。
3.(「蛸」の表記のみ)蛸配当(たこはいとう)の略。
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「この島に足りないものは何だ」と言ってきたのだ。錆びたナイフで、無理やり突いてくる印象がある。
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
塩菜のようにぐったりしていた。
野間 宏 / 真空地帯 amazon
吉川英治 / 銀河まつり
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(叱られる)何か言いたそうにして何も言えない顔をしている。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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