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釣り目で何だか暗くて、ほかのインストラクターの陽気さに比べてその独特のムードは良くも悪くもすごく異質だった。
吉本 ばなな / とかげ「とかげ (新潮文庫)」に収録 ページ位置:13% 作品を確認(amazon)
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朴訥・寡黙・無口な性格
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前後の文章を含んだ引用
......が、とかげはというと、そこでエアロビクスのインストラクターをやっていたのだ。 変な女がいるな、と見かけるたびに思っていたのだ。 小さくて、きゅっとしまっていて、釣り目で何だか暗くて、ほかのインストラクターの陽気さに比べてその独特のムードは良くも悪くもすごく異質だった。恋というよりもまず、とにかく目を引いた。いつも私がプールからあがってくるとちょうど、スタジオで彼女がエアロビクスを教えている時刻だった。おばさんとおばさんとおば......
単語の意味
陽気(ようき)
陽気・・・1.天候。時候。
2.万物が動き、生まれ出ようとする気。陽の気。
2.万物が動き、生まれ出ようとする気。陽の気。
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交際の狭い、無口な人間
夏目漱石 / 吾輩は猫である
素直な表現欲を失っていた。
岡本かの子 / 渾沌未分
ちえ子には帰る家がなかった。 不幸な時代の話ならいざ知らず、今ではよほど珍しい境遇だろうと思うから、口に出したことはない。それが寡黙で控えめな自分の印象となってしまっていることも、よく知っている。
浅田次郎 / うらぼんえ「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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