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渋紙を張りつめたような風貌の老船頭
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:15% 作品を確認(amazon)
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服装や身なりが汚い
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前後の文章を含んだ引用
......室津の港へ着くのが順路だ。しかし、それではあまりに曲がない。いろいろ工夫したあげく、宿にたのんで、御崎の漁港から小舟をやとってもらうことにした。 翌朝、快晴。 渋紙を張りつめたような風貌の老船頭に、私は酒を一升買わせた。「旦那も物好きだねえ。室津みてえなきたねえところへ何しに行く?」「別に、どうということはない」「旦那は、信州でレストランをやってなさる......
単語の意味
風貌(ふうぼう)
風貌・・・風(ふう)と貌(かお)。風采と容貌。姿かたち。身なりや顔かたちなどのようす。
「風(ふう)」は、人や物の姿かたち。「学生の風(ふう)を装う」
「風(ふう)」は、人や物の姿かたち。「学生の風(ふう)を装う」
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竹骨に張った凧紙のようにしゃんと上衣を肩に張りつけ
岡本 かの子 / 鶴は病みき amazon
壁にかけた外套に僕自身の立ち姿を感じ
芥川竜之介 / 歯車
制服の垣(人名)は、有刺鉄線のように、ひきしめられ、とげとげしくなった。
武田泰淳 / 風媒花 amazon
ベルトでしめた腰のように、そこだけきゅっと細くなっている先生の薬指
朝井 リョウ / もういちど生まれる「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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