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見て見ぬ振り・知らんぷりの表現・描写・類語(性格・態度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
夜の路地を、無関心を装った男や女が何人か通り抜けていった。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
石のような白々しい顔
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
テレビでも観るかのように傍観者を決め込んでいる。
本谷 有希子 / 異類婚姻譚 amazon
私たちの怒鳴り声が聞こえているにもかかわらず、まったく知らないふりをして、今日だけで同じ光景を三回は見かけたと言わんばかりに普通に通り過ぎた。
綿矢 りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録 amazon
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「性格・態度」カテゴリからランダム5
野菜炒めと餃子を注文した後で、すぐにバッグから小説を取り出して読む態勢をとる。本は隠れ蓑 だ。ページに視線をつなぎとめている限り、周囲の人間が十和子を見逃してくれるような安心感がある。透明人間でいたい、それが外での十和子の基本的願望だ。透明性を保ち、誰の注意も惹かないでいるための仕草がおのずと身についている。機械的に文字を追ううち、だが、すぐに餃子がくる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
心のなかに噴きあげるような侮辱を感じて
林 芙美子 / 浮雲 amazon
才能というのは容器と同じだ。どんなにがんばって努力しても、そのサイズはなかなか変わらない。そして一定の量を超えた水はそこに入らない
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
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