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男は、こちらの逸やる気持ちを充分に知りながら、飼い犬に〝おあずけ〟でもさせるみたいにゆったりとソファに腰をおろしてライターを鳴らした。
阿刀田 高 / 裏側「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:64% 作品を確認(amazon)
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もったいぶる・出し惜しむ・じらす
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......所から電話が掛かり、洋介はもう一度古ぼけたオフィスを訪ねた。 部屋の中には相変わらず中年の女事務員と赤ら顔の男がいるだけだ。「大分陽気がよろしくなりましたな」 男は、こちらの逸やる気持ちを充分に知りながら、飼い犬に〝おあずけ〟でもさせるみたいにゆったりとソファに腰をおろしてライターを鳴らした。このひとときがこの稼業のひそかな楽しみなのかもしれない。「そうですな」 洋介もソファの背に肩を預けて曖昧な相槌を打った。居心地のわるいところだ。結果はどうあれ、......
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腰(こし)
犬・狗(いぬ)
・・・1.胴体の下の方の部分で、上体と下肢(かし)をつなぐ部分。座る姿勢をとったとき、骨盤あたりの折り曲がる部分を漠然という。ウエスト。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
犬・狗・・・1.イヌ科の哺乳動物。大昔から人間に飼育されてきた家畜。従順で賢く、家やヒツジの番をしたり、犯人捜査や目や耳の不自由な人の導いたりもできる。
2.(あちこちとかぎ回るところから)他人の秘密などをかぎ回って報告する者。スパイ。まわしもの。間者(かんじゃ)。
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蒸しパンをトングでつまむ。それも、たった今たまごから孵ったばかりのひよこを扱うような慎重さで。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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