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日当たりの雪の壁が雲母のように薄い氷になって重なる
石森 延男 / コタンの口笛 第2部 作品を確認(amazon)
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あられ・ひょう・氷
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単語の意味
雲母(うんも・うんぼ・きらら・きら)
日当たり(ひあたり)
雲母・・・鉱物の一種。六角形の板状の形をしていて、光沢があって光を受けるとキラキラと輝く。薄いので、ナイフ等で薄くはがすことができる。英語に由来して「まいか(mica)」と呼ばれる事もある。
日当たり・・・日の光が当たること。また、その当たり具合。
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木桶の中の水に氷が張り、柄杓(ひしゃく)を持ち上げると月を突き刺したように薄い氷まで持ち上がってくる
阿久 悠 / 瀬戸内少年野球団〈上〉 amazon
銃声のような鋭いみぞれの音
五木寛之 / 夜の斧 amazon
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戸外 は毎日 吹雪 だ。石ころだらけの広い 河原 の中を流れている川では波が流れに逆らっていた。その上を雪は真横に飛んだ。が、降る割には積らず、山の立木は 綺麗 に吹き払われて、 裸 で 揺られていた。
志賀 直哉 / プラトニック・ラヴ「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
無数の白刃を振り回すように雪が飛ぶ
加賀 乙彦 / 海霧 amazon
風がひゅうと鳴って雪がぱっとつめたいけむりをあげます
宮沢賢治 / ひかりの素足
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