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彼の言葉がきっかけになり、わたしの古い記憶もどんどんよみがえってきた。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 ページ位置:20% 作品を確認(amazon)
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失われた記憶がよみがえる
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......。「縁側でおばあさんと一緒にさやえんどうのすじを取っていたら、よく川がにが庭に迷い込んできましたね」 いとこは田舎の夏の午後を思い出していた。「そうだったわ」 彼の言葉がきっかけになり、わたしの古い記憶もどんどんよみがえってきた。「川がにを見つけると僕はいつも、お姉ちゃん取って、って叫んだ」「そう。わたしがこれ食べられるのよって言ったら、あなたきょとんとして、だってこれ生きてるじゃないっ......
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失われた記憶がよみがえるの表現・描写・類語(記憶のカテゴリ)の一覧 ランダム5
弾かれたように、頭の中に風景が広がった。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
まっ黒な過去のドアがかすかにきしんで、最初の曙光が射しこんでくる
ウィリアム・アイリッシュ / 黒いカーテン amazon
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「記憶」カテゴリからランダム5
幻灯のなかの光景のようにぼんやりした記憶
辻井 喬 / 暗夜遍歴 amazon
よくおぼえておこう。と思った。その感じを丸ごと。言葉でもなくて、順番でもなくて、よく見たり聞きすぎると忘れちゃうような、ぎゅっと胸にいれて、もうむやみに取り出さないようにして、鮮度を保っておこうって。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
もうずいぶん前のことだが、記憶は鮮明だ。
吉本 ばなな / 新婚さん「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
身体の奥に昨日の記憶の火照りが残る
黒井 千次 / 春の道標 amazon
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