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風鈴が、そっと私の心をなぶっていた。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:12% 作品を確認(青空文庫)
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風鈴
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前後の文章を含んだ引用
......突いて、 きゅっとえぐって両眼をあける。 長崎の、長崎の 人形つくりはおそろしや! 「こんな唄を知っでいますか、白秋の詩ですよ。貴女を見ると、この詩を思い出すんです。」  風鈴が、そっと私の心をなぶっていた。涼しい縁端に足を投げ出していた私は、灯のそばにいざりよって男の胸に顔を寄せた。悲しいような動悸どうきを聞いた。悩ましい胸の哀れなひびきの中に、しばし私はうっとりしてい......
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嬲る(なぶる)
嬲る・・・からかう。もてあそぶ。面白半分でする。
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何やら胸の底に突き立ってくるような冷たい風鈴の音
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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