田舎医者の待合室みたいな畳敷きの待合室に通される。いかにも疲れたような人達が思い思いに待っている。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:71% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
待合室
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ら誰に送る為替か知らないけれど、一枚や二枚、ひらひらと舞い落ちて来ないものかしら。 小石川の博文館へ行く。 どうれと、玄関番が出て来そうだ。おばけ屋敷のようだ。田舎医者の待合室みたいな畳敷きの待合室に通される。いかにも疲れたような人達が思い思いに待っている。そのひとたちがじろじろと私を見ている。まるで子守っ子のような肩あげのある私を不思議そうに見ている。まさか鳥追い女と云う講談を書いているとは思うまい。 私は一葉 と......
ここに意味を表示
待合室の表現・描写・類語(店・施設のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「店・施設」カテゴリからランダム5
梶井基次郎 / ある崖上の感情
別人かと思った。髪の毛が短いせいじゃなくって、何だか印象がまるで違う
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
店・施設 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ