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先に竜一郎の寝息が聞こえてきたとき、まだ少し意識があった。子犬に腕時計をくっつけておくと安心して眠るように、そのリズムは子守歌になって私を包み込んだ。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:10% 作品を確認(amazon)
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眠りに落ちる・寝つく
イビキ・寝息
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前後の文章を含んだ引用
......もじぶん一人でいるよりも自由で、心強い。言葉以外の多くに何もかもが香り立つようにふくよかだ。沈黙と赦しのドームで、その新鮮な空気の中にただ包まれているようだ。 先に竜一郎の寝息が聞こえてきたとき、まだ少し意識があった。子犬に腕時計をくっつけておくと安心して眠るように、そのリズムは子守歌になって私を包み込んだ。 暮らしには、すぐ慣れる。 確かに、ごはんを食べて眠る場所が自分の居場所なのだ。それが基本だ。目に入る、耳で聞くすべての情報が英語だということにも、夜の海辺がさ......
単語の意味
寝息(ねいき)
寝息・・・眠っているときの息(=呼吸)。また、その音。
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寝入るときはそのままねむりの中ヘズブ沼に沈みこむようにひたすら体をゆだねていけばそれでいい
椎名 誠 / 長く素晴らしく憂鬱な一日 amazon
ことことと石段を降りるように寝入って行く
幸田 文 / おとうと amazon
足を踏み外して、真っ暗な底なしの穴に落下していくような深い眠りだった。瞼が自然にかぶさり、次の瞬間に意識が消滅した。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
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イビキ・寝息の表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
美代子は眠るときに小さないびきをかく。ゆっくりとしたテンポの、メロディーのない弦楽のような、決して耳障りにはならない音だ。
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 amazon
肉体労働に疲れきった男の苦しげな鼾
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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寝たか寝ないかわからないような睡眠
梶井基次郎 / のんきな患者
さっき 半端 に眠ってしまった私は、眠れずに起きて
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
死んだように倒れていた
芥川龍之介 / 羅生門
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