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寒さに鼻を赤らめ、吐く息がその顔を隠すように白い。
吉田修一「悪人」に収録 ページ位置:89% 作品を確認(amazon)
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白い息
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......だった。誰かにポンと肩を叩かれた。「あの」 男の声が耳元でする。 勢いのまま振り向くと、そこに警官が立っていた。制帽にうっすらと雪が積もっている。まだ若い警官で寒さに鼻を赤らめ、吐く息がその顔を隠すように白い。「どうかしましたか?」 若い警官は光代に笑顔を見せた。路上で硬直したように立つ光代をどこかで見ていたらしかった。「いえ……」 顔を逸らし、光代はすぐに歩き出した......
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