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六銭切手をはったかなり厚い女の封書
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:26% 作品を確認(青空文庫)
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手紙・はがき・便箋
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......に入れておくと、誰もいないきやすさに、くつろいだ気持ちで、押入れの汚れものを探してみる。 「あの、お手紙でございます。」そう云って、下宿の女中が手紙を持って来た。六銭切手をはったかなり厚い女の封書である。私は妙な気持ちで爪を噛 みながら、只ならぬ淋しさに、胸がときめいてしまった。私は自分を嘲笑 しながら、押入れの隅に隠してあった、かなり厚い女の手紙の束をみつ......
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手紙・はがき・便箋の表現・描写・類語(道具・家具のカテゴリ)の一覧 ランダム5
目についたカフェで休んで、こうしてあなたにせっせと手紙を書いています。まるで無人島から、 瓶 にいれてメッセージを送るみたいに。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
(身代金の)要求文は、新聞の文字を切り抜いたものを貼って記されていた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
東京の友達がみんな懐しがってくれるような手紙をいっぱい書こう。
林芙美子 / 新版 放浪記
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ベージュの布張りで、CMに出てきそうな、家族みんなですわってTVを観そうな、横に日本で飼えないくらい大きな犬がいそうな、本当に立派なソファ
吉本 ばなな / キッチン「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
火をつけると、この煙草特有の紙臭い臭いがたちこめ、それが炭火の臭気とまざって勝呂の胸をムカムカとさせた。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
長い竹竿が、小皿の上に箸を置いた感じに転がっていた。
林 芙美子 / 松葉牡丹「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
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