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この冬は、一度もなべ料理をしなかった。いっしょになべをつっつく相手がいなくなってしまったから。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 ページ位置:35% 作品を確認(amazon)
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鍋もの・鍋料理
孤独・一人ぼっち
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......いのだった。昨年の冬は、たらちり、豚のしゃぶしゃぶ、かきの土手なべですごした。なべものにこったというより、なべものが身体に合ったというのが正しかったのだろう。 この冬は、一度もなべ料理をしなかった。いっしょになべをつっつく相手がいなくなってしまったから。◆ 東京の空の下オムレツのにおいは流れる 花森安治先生から「あなたは食いしん坊だから、料理の随筆を書いてみたらどうか」といわれたのは、昭和三十六年である。これは......
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