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災い・災難・不幸の表現・描写・類語(ものの性質・特徴のカテゴリ)の一覧 ランダム5
あなたは今まで裁判官席という風上から、下々で起こる事件をまさに他人事として裁いていた。ところが今度、急に風向きが変わって自分のところに火の粉が降りかかってきたものだから、びっくりして慌てふためいているわけです
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
長わずらいの後に夫に先立った君の母上に始まって、君の家族の周囲には妙に死というものが執念 くつきまつわっているように見えた。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
どんな大きな災難でも、不幸でも過ぎて見れば、煙のようなものじゃないか。
葛西 善蔵 / 湖畔手記 amazon
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海のように敏感すぎる心持ち
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
一人きりなのに、不思議と怖くなかった。自分はどこか小さなひずみに紛れ込んでいるのだ、とわたしは思った。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
生理的に、としか言いようがない漠然とした嫌悪感を与えてきた。足の多い昆虫や、けばけばしい色の植物を目撃したのに似た、不快感だ。
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
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