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目の前にはたえず列車の発着がある。向こう側のホームに停まったままの貨車もあった。そこには駅特有の雰囲気をもった忙さがあった。三原の方は、遥けくも九州まで来たという旅愁が顔に浮かんでいた。
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:33% 作品を確認(amazon)
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駅のホーム・駅の構内
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前後の文章を含んだ引用
......を見つめて言った。心からそう言っていた。 長崎仕立ての《雲仙》は、ホームにはいってくるのに、まだ十二三分ばかり時間があった。二人は並んだまま立ちつづけていた。 目の前にはたえず列車の発着がある。向こう側のホームに停まったままの貨車もあった。そこには駅特有の雰囲気をもった忙さがあった。三原の方は、遥けくも九州まで来たという旅愁が顔に浮かんでいた。「東京駅も、さぞホームが汽車で混雑していることでしょうね」 目前の光景から、鳥飼は、まだ見ない東京駅を空想して言った。「え。そりゃ、たいへんです。ホームは列車の......
単語の意味
旅愁(りょしゅう)
旅愁・・・旅先で感じる心細さやもの寂しさ。
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