廓寥とした寂しさ
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寂しい
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単語の意味
廓寥(かくりょう)
廓寥・・・広いだけで何もなくて寂しい様子。なんとなく寂しい。
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寂しいの表現・描写・類語(寂しい・喪失感のカテゴリ)の一覧 ランダム5
肩に手をまわして抱き寄せてやった。《…略…》さびしくて怯えて、誰かの温もりをほしがっているのだ。松の枝にしがみついている子猫のように。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
一つだけ消えない塊がある。これは寂しさだと、俺は知る。その瞬間に俺には分かる。この先の俺に残るのは、この感情だけなのだと。誰かに無理矢理持たされた荷物のように、寂しさだけを俺は抱えるのだと。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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「寂しい・喪失感」カテゴリからランダム5
クラスメイトたちが楽しげに笑う度に、先生が班内で協力してスケッチをしましょうと言う度に、一つずつ年老いていく。そして雑誌を見たり、プリントを千切ったりして、なんとか暇な時間を塗り潰すことで、急激な老化を必死で食い止めているのだ。
綿矢 りさ / 蹴りたい背中 amazon
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