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（石段）石灰石の階段が夜の微光をのこらず集め、巨きな荘厳な瀑布のように白く懸かる

三島由紀夫 / 潮騒　作品を確認（amazon）

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階段・石段

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単語の意味

荘厳（そうごん）

微光（びこう）

石灰（せっかい）

荘厳・・・宗教的な建物や儀式などの雰囲気が、おごそかで立派なこと。落ち着いた雰囲気の中に近寄りがたい立派さを感じるさま。

微光・・・１．微(かす)かな光。弱々しい光。
２．前途へのわずかな希望のたとえ。

石灰・・・生石灰（せいせっかい［＝酸化カルシウム］）と、消石灰（しょうせっかい［＝水酸化カルシウム］）の総称。

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階段・石段の表現・描写・類語（外の設備・工作物のカテゴリ）の一覧ランダム５

幅広い石段

直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録　amazon

階段が大蛇のようにうねる

里見トン / 極楽とんぼ―他一篇　amazon

石段の石の色が、こまかく灰が降ったように見えるのは、木かげを洩れる弱日（よろび）の色だ。

三島由紀夫 / 金閣寺　amazon関連カテ階段・石段木漏れ日

むき出しの外階段がらせん状に昇っている

関連カテビル・建物階段・石段

（長い階段）蛇腹のように伸びた階段

落合恵子 / 夏草の女たち　amazon

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チーンと鐘の音が引き摺るように尾を引く

あぶなっかしく積み上げられたバリケードがわりの長椅子

村上春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録　amazon

（一階で止まったままのエレベーター）ボタンを押すと、ふと目覚めたようにその首をもたげて五階まで上がってきた

灯という灯はどれも白蝋（はくろう）のヴェールをかけ、ネオンの色明りは遠い空でにじみ流れていた。

岡本かの子 / 母子叙情関連カテ夜景・夜の眺め雨の景色、視界

外は暗く、頭の上に電燈があるので、伸子の方からは誰も見えなかった。

宮本百合子 / 伸子関連カテ街灯・外のあかり光に照らされた顔や姿

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