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砂まじりの強い風が吹いた。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:65% 作品を確認(青空文庫)
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強風・暴風
ほこり・風塵・土けむり
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前後の文章を含んだ引用
......と云う店があった。並んで松月と云う店もある。みとれるように綺麗なひとがきどった小さい白まえだれをしてのぞいている。胸まであるエプロンはもう流行 らないのかしら。 砂まじりの強い風が吹いた。 四丁目で、コック風な男が、通りすがりの人に広告マッチを一つずつくれている。私も貰った。後がえりして二つも貰った。 ものを書いて金にしようなぞと考えた事が、まる......
単語の意味
砂(すな)
砂・・・岩石が細かくなったもの。岩が徹底的に砕かれたもので有機物が含まれていない。そのため、土(有機物が含まれる)と違って、植物は育ちにくい。砂場や砂漠に雑草が生えにくいのもこのため。
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じっと耳を澄ましているとほんのわずかの風の切れめから女の声らしきものがちらりと聞こえたような気がしたが、それもあるいは僕の錯覚かもしれなかった。
村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon関連カテ風の音強風・暴風よく聞こえない・不明瞭な音
その声もまるでちぎるやうに風が持って行ってしまひました。
宮沢賢治 / ひかりの素足
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河原一面の緑の草から陽炎がのぼって、何だか眼がくるめくよう
太宰 治 / 津軽 amazon
まるで発作のたかまりの究極で、生命の糸が引きちぎられるかのように、ぷつんとその電話は切れた。そしてあとには漂白されすぎた下着のような暖かみのないがらんとした沈黙だけが、残った。
村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
地震のように機械の震動が廊下の鉄壁に伝わって来て
有島武郎 / 或る女
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風は湿気を帯びて、夜の植物の匂い、ひっそりと呼吸する夜の植物の匂いを運んでくる
村上 龍 / 限りなく透明に近いブルー amazon
大気が微かに揺れ、風が笑った。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
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