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(冬のウグイス)ジュッジュッという啼き声がしてかなむぐらの垣の蔭に笹鳴ささなきのうぐいすが見え隠れする
梶井基次郎 / 冬の日 ページ位置:26% 作品を確認(青空文庫)
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鶯(うぐいす)
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......る。母の寝姿が見える。もっともっと陰鬱な心の底で彼はまたつぶやく。 「おやすみなさい、お母さん」  たかしは掃除をすました部屋の窓を明け放ち、とうの寝椅子に休んでいた。と、ジュッジュッという啼き声がしてかなむぐらの垣の蔭に笹鳴ささなきのうぐいすが見え隠れするのが見えた。  ジュッ、ジュッ、堯は鎌首をもたげて、口でその啼き声をねながら、小鳥の様子を見ていた。――彼は自家うちでカナリヤを飼っていたことがある。  美しい午前の......
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鶯・鴬(うぐいす)
垣(かき)
土竜・鼴鼠(もぐら・むぐら・うぐら)
鶯(うぐいす)
鶯・鴬・・・日本全国にいて、背中が茶色がかった緑色の野鳥。春を告げる鳥で「ホーホケキョー」と美しく鳴く。
・・・自分の土地と他人の土地など、敷地を分けるため隔てる仕切りや囲い。垣根。塀。
土竜・鼴鼠・・・モグラ科の哺乳動物の総称。土の中で生活する。外見はネズミに似ている。目は退化し小さく、頑丈な前足は土かきの役割をする。地中にトンネルを作り、ミミズや昆虫の幼虫を食べ、土を隆起させ、農作物に害を与える。
・・・ウグイス科の鳥。背中がオリーブ色の野鳥で日本全国にいる。大きさはスズメほど。春の初め、美しい声でさえずる。鳴き声「ホーホケキョ」と聞こえる。
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桜の花びらが小さな蝶のように地面に舞い降り始めた
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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