飲んでも飲んでも崩れない横顔
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:50% 作品を確認(amazon)
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酒飲み
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前後の文章を含んだ引用
......る。〈誰でも一度や二度は人生のリセットボタンを押してみたくなるものさ。僕みたいにほんとうに押しちまう奴ってのも案外少ないみたいだけどね〉 元町かどこかのバーで、飲んでも飲んでも崩れない横顔を見せてそう言った黒崎、消えた男、壊れてしまった十和子の腕時計――。水島の肩に触れている唇に、あの頃よく飲んだカクテルの酸味がつんと甦ってくる。「デパートの未来......
単語の意味
横顔(よこがお)
横顔・・・横向きの顔。横から見た顔。
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酒飲みの表現・描写・類語(アルコール飲料のカテゴリ)の一覧 ランダム5
生涯酒を無宿の女房ときめる。
吉川英治 / 無宿人国記
(アルコールに強い)「そんなにお酒飲んで車を運転できるの?」とその子が心配そうに訊いた。 「心配ない」と僕は言った。「僕はアルコールに関してはアンダー・パーなんだ」 「アンダー・パー?」 「四杯飲んだくらいでちょうど普通になるんだよ。だから何の心配もない。大丈夫」
村上春樹 / ファミリー・アフェア「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
その酔い方も話にならぬもので、まるでこの男はある決定的な思い出が心の奥にあって、それを忘れるために酒を飲んでいるとしか思われません。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
よく飲む男で、いまの乾杯でほとんどジョッキを飲み干し、もうメニューを開いて次の飲み物を選んでいる。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
飲んでも飲んでも崩れない横顔
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「アルコール飲料」カテゴリからランダム5
酒は、むかしから菊正の樽である。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
鈍い音がして栓が抜けると甘い香りが部屋じゅうにたち込めた。サユリは、底に溜ったおりが流れ出さないように、慎重にワインをグラスに注いだ。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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