蝉の焙 られるようなそうぞうしさ。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:92% 作品を確認(青空文庫)
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騒がしい・ざわめき
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前後の文章を含んだ引用
......やめる。東京での様々を打明けたらこのひとは驚くであろう。 公園は暑くてつまらないところであった。 景色を眺める事に何の興味もない。若いせいかも知れないけれども、蝉の焙 られるようなそうぞうしさ。池のほとりを高等学校の生徒が灰色の服を着て下駄ばきで歩いている。みんなりりしく見える。中根さん、カインの末裔 を読んだかと云う。私は東京の生活が荒れているので、そ......
単語の意味
蝉・蟬(せみ)
蝉・蟬・・・1.セミ科の昆虫を総称。夏に鳴く虫の代表。羽を畳んで木に止まり、雄は高い声で鳴きたてる。幼虫は数年かかって成虫になるが、成虫の寿命は10日から20日と短い。
2.高いところに物を引き上げるときに使う、小さな滑車。
2.高いところに物を引き上げるときに使う、小さな滑車。
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