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かすんで見えるだけにそっいた白粉おしろい
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:53% 作品を確認(青空文庫)
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化粧・白粉をした顔
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前後の文章を含んだ引用
......の美しさに見惚みとれるように葉子を見やった。天才が持つと称せられるあの青色をさえ帯びた乳白色の皮膚、それがやや浅黒くなって、目のふちに憂いの雲をかけたような薄紫のかさかすんで見えるだけにそっいた白粉おしろい、きわ立って赤くいろどられた口びる、黒いほのおを上げて燃えるようなひとみ、後ろにさばいて束ねられた黒漆こくしつの髪、大きなスペインふう玳瑁たいまいの飾りぐし、くっきりと白く細いのどを攻......
単語の意味
刷く(はく)
白粉(おしろい)
刷く・・・ハケや筆でさっと塗る。
白粉・・・化粧品のひとつで、顔につけたり塗ったりする白い粉。また、それを練り合わせたもの。肌を色白に美しく見せる目的で使う。粉白粉・水白粉・練り白粉・紙白粉・固形白粉などがある。「しろい」は、「白い物」を意味する。
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顔も、蒼味がさして艶が無かった。
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
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