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結局何を考えていたかを思い出せず消化不良になる
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 ページ位置:71% 作品を確認(amazon)
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忘れる・思い出せない・曖昧な記憶
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......か。やらなきゃいけないことを考えていて、皿洗いが終わったら紙に書いておこうと思ったのに忘れてしまって、今思い出せなきゃ後に大きな失敗しちゃいそうだな、だとか。 結局何を考えていたかを思い出せず消化不良になる場合もあるけれど、多くの場合、また皿を洗い始めると、奇跡みたいにぱっと思い出せる。考えているときは自分がどんな気分かまでは分かっていないから、先に気分を思い出し......
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僕が思い浮かべることのできるワタナベ・ノボルの姿はまるで失敗した似顔絵のようにどことなくいびつで不自然だった。特徴だけは似ているのだが、肝心な部分がすっぽりと欠落している。彼がどのような歩き方をしたのかさえ、僕にはもう思いだせないのだ。
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
たいした話は覚えていないらしい。記憶の端に残っているという程度
百田尚樹「永遠の0」に収録 amazon
背は、高かったと思う。それとも背筋がすっと伸びていて、首が長かったからそう見えたのかもしれない。
浅田次郎 / 伽羅「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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思い出は、毎年の落葉のようなものだけれども、落葉のように、早く腐蝕してゆくわけのものでもない。
林 芙美子 / うず潮 (1964年) amazon
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