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有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:31% 作品を確認(青空文庫)
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夜明け
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前後の文章を含んだ引用
......気予報の信号灯を見やっている。暗い闇 の中に、白と赤との二つの火が、夜鳥の目のようにぎらりと光っている。赤と白との二つの球は、危険警戒を標示する信号だ。船を出すには一番鳥 が鳴きわたる時刻まで待ってからにしなければならぬ。町のほうは寝しずまって灯 一つ見えない。それらのすべてをおおいくるめて凍った雲は幕のように空低くかかっている。音を立てないばかり......
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夜明けの表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
瓦斯(燈)の光が段々に間が抜けて来た。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
表に出ると、夜が明けかかって、街は紫色の膜に覆われて冷たく静まり返っていた。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
インクのしみのような太陽がわずかばかりの薄明を地上に投げる
福永 武彦 / 草の花 amazon
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「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
街はしんとしていて、目を覚ましているのは自分だけなような気がした。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
夕日が彼を柔らかく包んでいた。
小川 洋子 / 夕暮れの給食室と雨のプール「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
溪間を冷たく沈ませてゆく夕方
梶井基次郎 / 冬の蠅
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