きろきろきろきろと風船玉をこすり合わせるような蛙の声が錯雑して聞こえる
長塚 節 / 土 作品を確認(amazon)
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蛙(かえる)
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単語の意味
錯雑(さくざつ)
蛙・蛤・蝦(かえる・かいる)
錯雑・・・いろんなものが交じり合って、まとまりがないこと。錯綜(さくそう)。
蛙・蛤・蝦・・・両生類の一種。よく跳ねて、よく泳ぐ。体は短くて、首はなく胴と頭が連続しており、尾はない。後ろ足は大きくて、指には水かきがある。皮膚は湿り、色は多彩、種によっては変色する。変態し、幼生はオタマジャクシ。人間生活に身近な存在で、雨や田の神とする地域もあるなど伝承や俗信が多い。「かいる」は「かえる」の訛り。
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蛙(かえる)の表現・描写・類語(水中の生き物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
小蛙は二間も上の枝の上に、青い小さな一点となって、ちょうど草の葉っぱのようにくっついた。
坪田 譲治 / 風の中の子供 amazon
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嘘つきのような口をあけたぎちぎちした鱒
室生 犀星 / あにいもうと「幼年時代・あにいもうと (新潮文庫)」に収録 amazon
濁った水の底を幻影のように赤くするその魚
夏目 漱石 / 道草 amazon
白壁の並んだ肥料倉庫の広場には針のように光った干魚が山のように盛り上げてあった。
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