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有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:25% 作品を確認(青空文庫)
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貧乏・お金がない
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前後の文章を含んだ引用
......の全部を焼き捨てさせてしまった。 しかしこの時も葉子は自分の心で倉地の心を思いやった。そしてそれがどうしてもいい徴候でない事を知った。そればかりではない。二人 は霞 を食って生きる仙人 のようにしては生きていられないのだ。職業を失った倉地には、口にこそ出さないが、この問題は遠からず大きな問題として胸に忍ばせてあるのに違いない。事務長ぐらいの給料で余財ができているとは考えられ......
単語の意味
霞(かすみ)
霞・・・1.遠くにある山などの前に、帯状の煙りのようなものが見える現象。春の朝などによくある、遠くをはっきり見えなくさせる雲のようなもの。
2.目に白いものがかかったようになって、ものがぼんやりと見えること。翳み(かすみ)。
2.目に白いものがかかったようになって、ものがぼんやりと見えること。翳み(かすみ)。
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背を焼くような借金
梶井基次郎 / 檸檬
彼はいつも金に窮していた。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
眼鏡を買いたくても、八十銭の日給では、その日に追われて眼鏡を買うどころのさわぎではない。
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その日の暮しにも困る位、憐 な身分
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利益のよって離合集散する政治的党派
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