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暑くるしいのに障子が閉めてある。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:65% 作品を確認(青空文庫)
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暑い・蒸し暑い
扉(門・窓)の開閉
障子(しょうじ)・襖(ふすま)
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前後の文章を含んだ引用
......と、うちのおっかさんが口癖に云います。だから、私はころされた大杉栄 が好きなのです。 広い部屋。暗い床の間に切り口の白い本が少し積み重ねてある。シタンの机が一つ。暑くるしいのに障子が閉めてある。傘のない電燈が馬鹿にくらい。 遠くに離れて坐っているので、生田さんは馬鹿に細っこく見える。四十位のひとだと思う。 何と云う事もなく、生田春月と云うひとを尋ねるべ......
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つたのからまる古い教会の門が静かに日にさらされていた。午後近い街にはけだるい空気が流れていた。
よしもとばなな / まぼろしハワイ「まぼろしハワイ」に収録 amazon
粥のようにねばねばした暑熱
開高健 / 蒸暑い夜
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扉(門・窓)がひらく・閉じるの表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
後手でドアを閉めると風の音がぴたりと消えた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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障子(しょうじ)・襖(ふすま)の表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
真黄いろに煤 けた障子
林芙美子 / 新版 放浪記
手垢 にまみれた 襖
浅田次郎 / 角筈にて「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
見ると模様を置いた紙がところどころ破れて妙な腸 があからさまに見える。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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身を切るかと思われるような寒さが、厚い膝 かけの目まで通して襲って来た。
有島武郎 / 或る女
外は、顔を包み込んでくるような暑気だった。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
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十畳と茶の間との隔ての襖
有島武郎 / 或る女
(パリのカフェ)部屋一ぱいの男客、女客の姿態は珈琲 の匂いと軽い酒の匂いに捩れ合って、多少醗酵しかけている。
岡本かの子 / 巴里のキャフェ
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