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言うべきことは何一つ思いつけなかった。でも何か言わないわけにはいかなかった。
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口下手・話下手・うまく言葉にできない
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僕は言葉に詰まる。迷ったのではなく、頭の片隅をよぎることすらなかった問いだった。最後までジグソーパズルを仕上げたはずなのに、ふと見たら床に小さなピースが一片落ちていた、そんな感じだ。
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 amazon
自分が早く話せないことに苛立つ時があった。頭の中には膨大なイメージが渦巻いているのに、それを取り出そうとすると言葉は液体のように崩れ落ちて捉まえることが出来ない。《…略…》一つ言葉が耳に入ると、そこから派生した別個の流れが生まれ、頭の中でいくつものイメージが交錯して、どこから手をつければいいのかわからなくなるのだ。
又吉 直樹 / 火花 amazon
何か言おうとしたまま、言葉が出てこないので、結局、黙って頷いただけだった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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