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夕日を照りかえしてどこまでも続く山脈
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:89% 作品を確認(amazon)
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夕日・西日
山脈・山の連なり
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前後の文章を含んだ引用
......とかそんなことではなくて、全部を感じすぎてこわれてしまわないように。 そっと、柔らかい記憶のベールにくるまって、金の陽ざしや何千年も立っていた木をただ見上げて。夕日を照りかえしてどこまでも続く山脈や、昔の人々が創った大きな建物の面影にうっとりと身をゆだねて、安心を得る。 明日も、どこかで目覚めようと思う。 きっと、生きていて、どこか幸せなところで新しい気......
単語の意味
夕日・夕陽(ゆうひ)
夕日・夕陽・・・夕方の太陽。入り日(いりひ)。
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夕日・西日の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
西に傾いた陽の光を受けて山肌が橙色に移る
福永 武彦 / 草の花 amazon
お日様が砕けた鏡のように樺の木の向こうに落ちる
宮沢 賢治 / 貝の火 amazon
夕陽がうるんだ赤い硝子球のように海に沈んでいく
遠藤 周作 / 沈黙 amazon
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山脈・山の連なりの表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
山岳は屏風を立て廻したように、その高い街道の位置から東の方に望まれる。
島崎 藤村 / 夜明け前 第1部(上) amazon
晴れた冬の日のアルプスの山々が、岩の殿堂のように厳かに立ち並ぶ景観
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
遠い国境いの山々は、濃い薄い緑を盛り上げ、人肌のような温味を匂わせて、地平の果に、のびのびと横たわっている。
石坂 洋次郎 / 山のかなたに amazon
大山の美しい山並は、まるで拾い物をしたようにもみえた。
滝井 孝作 / 野趣 amazon
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「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
暮色に包まれて黒ずんでいく競技場
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
「は、八時四十五分!」漫画の中の女子高生なら食パンくわえて通学路を駆け出している時間帯だ。
東川篤哉 / 謎解きはディナーのあとで amazon
夜はまだ完全に明けきらず、これから昇る太陽が、東の空を 萌葱色に染めている様は言葉を忘れてみとれてしまうほど美しい。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
「地上・陸地」カテゴリからランダム5
連山が障壁のように空を斜めに区切る
藤沢 周平 / 三屋清左衛門残日録 amazon
冷たく硬い風が激しくふきあげてくる谷の高い崖
大江健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
紙捻(こより)を植えたような桑畑
長塚 節 / 土 amazon
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