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雨上りのような銀灰色の海
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:53% 作品を確認(青空文庫)
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海
雨上がり・晴れ間がのぞく
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前後の文章を含んだ引用
......をかんだ。それが風の工合でズボンにひっかかった。トロッとした薄い水鼻だった。 「又、やってやがる」大工は涙を何度も腕で拭 いながら眼をきめた。 こっちから見ると、雨上りのような銀灰色の海をバックに、突き出ているウインチの腕、それにすっかり身体を縛られて、吊し上げられている雑夫が、ハッキリ黒く浮び出てみえた。ウインチの先端まで空を上ってゆく。そし......
単語の意味
銀灰色(ぎんかいしょく)
銀灰色・・・銀色がかった灰色。シルバーグレー。
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頭上に広がる青空を 宛ら に映したような海原と彼方の海岸線
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
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(雨が小降りになる)雨も小降りになって、地面を突きながら廻る鉄棒 の響きが 冴えて聴えた。
志賀直哉「暗夜行路 (講談社文庫)」に収録 amazon
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八月の海は銀の粉を吹いて光っている
林芙美子 / 新版 放浪記
沖は暗く、白い波頭だけが鮮明に浮かびあがって消えた
五木寛之 / 夜の斧 amazon
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縁側に腰をかけて日向 ぼっこをしていると、黒い土の上から、モヤモヤとかげろうがのぼっている。
林芙美子 / 新版 放浪記
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