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ハイヤーの滑 って来る轟 がして、表通りで停 まったらしい。
岡本かの子 / 渾沌未分 ページ位置:47% 作品を確認(青空文庫)
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車が走る
車が停まる・ブレーキをかける
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前後の文章を含んだ引用
......力線にスパークする光なのだが、小初は眺 めているうちに――そうさ、自分に関係のない歓楽ならさっさと一閃 きに滅 びてしまうがいい、と思った。そのときどこからともなく、ハイヤーの滑 って来る轟 がして、表通りで停 まったらしい。 がっしりした男の足音が、水泳場の方へ昇 って来た。 「どなた」 貝原が薄暗のなかでちょっとはにかんだような恰好 で立ち止った。 「私ですよ。少し遅 くなりましたが、街へ......
単語の意味
轟(とどろ)
轟・・・轟(とどろ)くさま。雷鳴や大砲のような大きな音が広い地域まで鳴り響くさま。大きな音が遠くから「どどんどどん」と耳に届くさま。
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すぐさま発進した。運転手がクラッチを急激に離したためか、甲高い音を立てて車は一度前のめりになった。けれど、すぐさま体勢を立て直し、喚くようなエンジン音とともに走っていった。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
車道は台風一過のように、渋滞なく各車のスピードをのせている。
丹羽 文雄 / 顔 (1963年) amazon
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車が停まる・ブレーキをかけるの表現・描写・類語(乗り物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
音が近づいてくるにつれタイヤと路面の摩擦音がどんどん小さくなり、減速しているのがわかり
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
ざっとアスファルトをこする音で、自転車が止まる。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
そこでブレーキがかかった。車体がつんのめり、シートベルトに身体がひっかかる。
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
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一種生臭 いような暖かい蒸気
有島武郎 / 或る女
舟の舳はザリザリと音をさせて砂地へ着いた。
志賀 直哉 / 焚火「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
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